健康サイクリングにクロスバイク

楽しいフィットネスライフを始めるためのクロスバイクの選び方【2019年12月更新】

オンロードを爽快なスピードで走ることが魅力のロードバイクと、林道や山道などのオフロードをダイナミックに走り抜けられるMTBの中間的な使い方が楽しめるクロスバイク。自転車通勤・通学にも使いやすく、休日サイクリングなどに出かけて身体をリフレッシュしたいというフィットネス目的の人にも最適なスポーツバイクです。

「どのクロスバイクを選べばいいの?」と悩んでいる人も多いはず。

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●気軽にスポーツライドを楽しめる! クロスバイクの特長

握りやすく&操作しやすいフラットハンドル
ロードバイクと違い、直観的な操作ができる一本の棒形状をしたハンドル。これをフラットハンドルと呼びます。このハンドルタイプは両手の甲を上にした状態でハンドルを握ることができるので、ロードバイクに装着されているドロップハンドルより肩~腕~手がリラックスした状態で握りやすく、ブレーキレバーも引きやすいので、手の力が弱い女性でも操作しやすい点が魅力です。

楽な姿勢で乗れるアップライトポジション
ロードバイクよりも上体が起きたアップライトポジションに設計されているクロスバイク。「スポーツバイクは前傾姿勢が深くて怖い…」と思っている人は、まずはクロスバイクに乗ってみてください! ロードバイクよりも視線が高いので周囲の安全確認もしやすく、景色も楽しみながら走れます。街中を走る自転車通勤・通学にも休日ツーリングにも最適です。

段差もラクラク!太めのタイヤが快適
クロスバイクのタイヤは、ロードバイク以上マウンテンバイク未満の太さ。軽快さは持ちつつ、パンクしにくいバランスの取れた太さになっています。「太めのタイヤ=走りが重い」と考えている人も多いかもしれませんが、最近ではタイヤ製造の技術が向上し、太めのタイヤでも軽快に走ることができます。スペシャライズドのタイヤは、物が貫通しにくく、パンクしにくい仕様になっています。さらに太めのタイヤは段差なども越しやすく、エアボリュームによるクッション性の高さで、身体に伝わる衝撃を吸収してくれる点も〇です。
 

●はじめてのクロスバイクの選び方5ポイント

①フレーム・フォーク素材
スポーツバイクのフレーム・フォークに使用されている素材は、主に炭素素材のカーボンと鉄素材のアルミ、クロモリなど。カーボンは軽量で剛性が高く、中級~高級モデルに使用されていることが多いのに対し、アルミなどは比較的低価格で製造できるため、入門用モデルに採用されています。

「より軽快な走りを楽しみたい人は、フレーム・フォークにカーボン素材を使ったものを選ぶのがおすすめです。しかし、アルミフレームが決して悪いわけではありません。自転車通勤・通学や休日サイクリングで十分軽快な走りを楽しむ性能を持っています!」

②ブレーキタイプ
数年前までクロスバイクのブレーキは、ホイールのリム部分にゴム素材などでできたブレーキシューを当てて減速するVブレーキやキャリパーブレーキと呼ばれるシステムが主流でしたが、最近ではロード・クロスバイク用に開発されたディスクブレーキを装備したモデルが増えてきています。

「ワイヤーを引く力で減速するブレーキタイプと異なり、油圧式のディスクブレーキは少ない力でブレーキが効くので、手の力が弱い女性などにはとくにおすすめです。雨の日でも制動力が落ちることがないので、安全性が高い点も魅力ですね。一方、10万円以下のモデルに採用されていることの多いVブレーキは、町の一般的な自転車屋さんでも修理してもらえるメンテナンス性の高さが特徴です」

③コンポーネントグレード
変速機や駆動・制動系部品などをまとめてコンポーネントと呼びます。スペシャライズドのクロスバイクにはロードバイク用のコンポーネントが装着されているモデルが多いですが、最新モデル“シラスX COMPカーボン”にはMTB用コンポーネントが採用されています。

「高級モデルになるほどグレードの高いコンポーネントが装着されていることが多く、変速・ブレーキの精度が高くなります。また、“シラスX COMPカーボン”のようにMTB用コンポーネントを採用しているモデルは、林道や河川敷などの軽いオフロードでの走行も考えて設計されています。装着されているコンポーネントの種類で、どんな路面を走行できるかの目安にもなります」

④タイヤの太さ
ロード・クロスバイクのタイヤのサイズは23Cや32Cなど、Cの前の数字が大きいほど太いタイヤを表します。ロードバイクには23C・26Cなどの細めのタイヤが装着されているのに対し、クロスバイクには32C前後の太めのタイヤが採用されています。

「クロスバイクに乗り始めてしばらくして「もう少しスピードを出したい」と感じた人は28Cなど少し細めに交換し、「パンクが心配」という人はより太い35Cに交換するのがおすすめ。太すぎるタイヤは装着できないこともあるので、お店で相談してから交換するようにしましょう」

⑤快適性パーツ
手がしびれてしまったりお尻が痛くなったりしてしまうと、せっかくのクロスバイクの楽しさが半減してしまいます。スペシャライズドのクロスバイクのグリップには、人間工学に基づいたBody Geometry グリップを採用しています。手の解剖学的構造に合わせて設計されていますので、握りやすさはもちろんのこと、圧迫による手の痛みやしびれなど、疲労の原因を軽減します。そして、サドルにも人間工学に基づいた快適性の高いフィットネスや通勤通学に最適なサドルを採用しています。軽量でサポート力の高いポリウレタンフォームにより、パット付きのウエアを着用しなくても長時間のライドが快適に行えます。

■Sirrus 3.0 (XS/S/M/L/XL・3色展開)


Gloss Cast Black / Rocket Red / Satin Black Reflective

Satin Dusty Turquoise / Black / Black Reflective

Gloss Summer Blue / Metallic Crimson / Black Reflective

■Sirrus 2.0 (XS/S/M/L/XL・3色展開)

Gloss Hyper Green / Black / Satin Black Reflective

Satin Cast Black / Black / Black Reflective


Vivid Coral / Summer Blue / Satin Black Reflective

 *スペシャライズドHP から