『サドルの前後位置の変化は、足首の動きにも影響を与える』と言うことです。
ぺダリング中に踵が下がり過ぎている事ありませんか?
サドル位置の違いによっても足首の動き⇒踵の動きへ影響を与えます(・o・)
上図の様にサドルの前後位置を変えると、『膝』と『ペダルクリート中心』との位置関係が変化します。
①サドルが後方に位置している、あるいはサドルの後方に座りすぎている場合は、膝を力点、ペダルを作用点と考えると、大腿部のピストン運動は踵を下げる方向により多くの力が働きます。
②サドルが前方、あるいは前方に座っている際はクリート中心からやや前方に力の作用点がずれます。踵が下がる方向に力が掛かる事は少ないですが作用点はあくまでもクリート中心に持ってきた方が効率がよい。
*仮想の作用点がクリート中心から前方にズレるため、力学的にはクランク長を仮想的に長くしたような状態と仮定できる。
③サドル位置を膝・クリート中心が鉛直線上に並ぶように設定するのが今の所、最大効率を得る上では重要な様です(^^♪